
アメリカのNSCA(National Strength & Conditioning Association)という機関のCSCS(認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)の資格を取りたいので勉強の過程をアップしていこうと思います。
CSCSとは
傷害予防とスポーツパフォーマンス向上を目的とした、安全で効果的なトレーニングプログラムを計画・実行する知識と技能を有する人材を認定する資格です。
https://www.nsca-japan.or.jp/exam/certification/
なんでこの資格取りたいかというと、単純に身体のことをもっと知りたいと思ったからです。
トレーニングをしてると、どうやったらもっと効率良く、かつ安全にトレーニングができるんだろうってよく考えます。
正しい知識で、正しい方法で、トレーニングできたらもっと健康になれるし、それを周りの人にも共有できたら、みんな健康になれるよなーって。
僕は体育系の大学とかじゃないので本当に1からですが、継続できるように頑張りたいと思います。
難しい内容もあるので、ここではなるべく簡単でみんなが知っていたらいいかなって内容だけ書いていきますね。
参考にしているのは公式の教材なので正しい情報だと信じたいところですが、どんなことでも常識というのはある日突然変わってしまう可能性も十分ありえます。
なので鵜呑みにはせず、あくまで参考程度にしていただけたらと思います。
自分の身体で試すのが1番だと思っているので、僕が行なっているトレーニングや、その過程や結果を赤裸々に共有していけたらいいなとも考えています。
みんなで健康になりたいのです!
みんなで健康になって、みんなで楽しく生きましょう!
前置きはこの辺にして始めましょう!
骨格、筋
一般的に身体には206の骨がある。
骨格筋(骨格を動かすための筋肉)は身体に430以上ある。
以下で形成されるものを体幹骨格と呼ぶ。
- 頭蓋骨
- 脊柱
- 助骨
- 胸骨
以下で形成されるものを体肢骨格と呼ぶ。
- 肩甲帯(肩甲骨と鎖骨)
- 腕、手首、手部の骨(上腕骨、橈骨、尺骨、手根骨、中手骨、指節骨)
- 下肢帯(寛骨)
- 脚、足首、足部の骨(大腿骨、膝蓋骨、脛骨、腓骨、足根骨、中足骨、趾節骨)
骨の骨密度やミネラル含有率が増加するのは
- 肉体労働や筋トレで身体に高負荷がかけられた時
- 衝撃を伴う爆発的な動作を行った時
なので衝撃を伴う着地をよくする体操選手は骨密度が高いことが多い
刺激の頻度や強度、種類に変化をつけることが重要。
筋繊維のタイプ
- タイプⅠ
- タイプⅡa
- タイプⅡx
タイプⅠの特徴
効率が良く、疲労しにくく、有酸素的なエネルギー供給能力が高いが、瞬発能力には限界がある。無酸素的パワーが低い。
タイプⅡの特徴
効率悪く、疲労しやすく、有酸素的なエネルギー供給能力は低いが、瞬発能力が高い。無酸素的パワーが高い。
タイプⅡaとタイプⅡxの違い
タイプⅡaの方が、タイプⅡxに比べて、有酸素性代謝に優れ、疲労しにくい。
タイプⅠの割合が高い種目(持久力系)
- マラソン
- クロスカントリー、バイアスロン
- 自転車(長距離)
- など
タイプⅡの割合が高い種目(瞬発系)
- 陸上競技フィールド種目(100m走など)
- 水泳(50m)
- オリンピックウエイトリフティング
- アメフト
- バスケ、ハンド、バレー、野球、ソフト
- 自転車(トラック種目)
タイプⅠもⅡも高い種目
- 800m走
- サッカー、ラクロス、ホッケー
- ボクシング
- レスリング
- テニス
- スキー(滑走、回転)
- スピードスケート
- 漕艇
心臓系血管、呼吸
安静時の心拍数は通常60〜100拍
60未満は徐脈、100以上は頻脈
動脈
心臓から送り出された血液を速やかに輸送する。
強い圧力があるため強い壁を持っている。
静脈
組織から心臓へと戻る
圧力は低いので壁は弱い
大幅な収縮や拡張が可能
量に関わらず血液の貯蔵所の役割が果たせる
脚などの静脈は弁があるので逆流を防ぎ、静脈還流を助けている。
毛細血管
酸素や体液(水分)、栄養素、電解質、ホルモン、その他の物質の交換を促す
壁は非常に薄く、全てではないが、透過する性質がある。
血液
細胞での代謝に使われる酸素を肺から各組織へと輸送する
二酸化炭素を組織から肺へ輸送する
輸送は、赤血球中のヘモグロビンが行う
酸−塩基のバランス維持(水素イオン濃度の調節)
赤血球は大量の炭酸脱水酵素を含んでおり、これが二酸化炭素の除去を促進する
呼吸
通常の安静時呼吸で消費するエネルギーは身体で消費される全エネルギーのわずか3〜5%
非常に激しい運動時には8〜15%まで増加することがある
特に運動誘発性喘息などで起動抵抗が増加する場合、エネルギー消費が増加するので、症状の程度に応じて医師による評価を含む予防処置をとるのがいい。