去年の10月に日本を旅立った訳ですが、4ヶ月も経たずに帰国することにしました。前回のオーストラリアのワーホリも4ヶ月ちょっとで帰国したので、おそらくこれくらいの期間が僕の限界のような気がします。
なぜ早期終了を決断したか
結論からいうと理由はこんな感じ
- ある程度目的を果たした
- 限界が見えた
そもそも今回のワーホリの目的は前回の記事で書きましたが、現地のクロスフィットジムに通うという超シンプルなものでした。
そしてあわよくば強くなって英語にも慣れれば良いなみたいな感じでした。
しかしそんな甘い考えで達成できるはずがありませんでした。
最低限の目的は割と簡単に達成することができました。
それもそのはずで、ただジムに通うだけですから誰にでもできるでしょう。笑
目的を達成してしまったのでトレーニングと英語を頑張ろうと思いました。
トレーニングに集中するには食事の内容やタイミング、睡眠などに気を使わないといけません。
僕が最初に見つけた家は家賃が相場くらいでジムに近いという理由で決めました。お金のこともあり、なるべく早く家を見つけたかったというのもあります。
しかしオーナーも一緒住んでいるパターンのシェアハウスというかホームステイに近い感じの家だったので、当然冷蔵庫のスペースやキッチンを使うタイミングに制限がありました。
缶詰や、電子レンジで出来る食事など色々試行錯誤しましたが、やはり限界がありました。トレーニングは週4〜5回程度しているのに食事が質素だったので、強くなるどころか痩せていってしまったのです。
これはいかん。
と思い、移動することにしました。
その時はトロントにいたのですが、会いたい人もいたのでいっそのことケロウナに移動してしまえと。
そしてケロウナに飛び立ちました。
12月31に。
知り合いから教えてもらったWorkawayというサイトを使って、僕はゲストハウスで働く代わりに住むことができました。
とりあえずそこに住みながらジムに通って仕事探そうと考えていました。
がそこはゲストハウスなのでパーティピーポーだらけ。
良い人たちですが、なんせうるさい。笑
案内してもらった部屋は4人部屋。
そして入った途端、マリファナの匂いがするではありませんか。
カナダは合法になったので仕方ないですが。
うるさいので3時間ほどしか眠れぬ日々が続き、
これはいかん。
とまた思いなんとか2週間耐えて、脱出しました。
目的だけは果たそうと何とかジムだけには通っていました。
そして会いたい人(クロスフィットで有名な人)にも会えたので結構満足でした。
しかし住む場所は必要なので、次の家をAirbnbというサイトでとりあえず1週間予約しました。
ゲストハウスに住んでる間にシェアハウスを探せばよかったのですが、気が滅入っていたのかその考えがなかったです笑
この1週間の間に次の家と仕事を探さないと帰るお金さえなくなる!
と焦りもありながらも、この1週間を使って
もう一度この旅について考えてみた。
目的は果たした。
強くなるのは制限が少ない日本の方が適している。
ここにいる意味はもはや英語だけでした。
英語は確かに身に付けたいですが、今の優先順位としてはトレーニングの方が高いので、海外にいる必要性がそこまでなかったのです。
このままお金と労力を消費し続けるのはどうかと思い、帰国に踏み切りました。
というか時間をお金のリミットが迫っていて踏み切るしかありませんでした。
この決断は間違いではないと思っています。
仕事をして家を見つければ住み続けることは出来ましたが、トレーニングに集中出来たかどうかと言われたら難しいと思います。
ワーホリはほとんどがシェアハウスなどで住むことになるので必ずどこかに制限が出てきてしまいます。
そのことは初めからわかっていたことですが、やってみないとわからないところもあったのでとりあえず勢いで来てみました。
海外のクロスフィットジムには通うことが出来たので、それだけでも良い収穫になったと思います。
激しいトレーニングをしながらも食事や睡眠を疎かにしていたので毎日心も体も消耗していました。神経質になったり、ネガティヴになっていたかもしれません。
食事や睡眠、そして環境の大切さに改めて気づけたのが1番の収穫かもしれません。
いかに恵まれた環境で育ってきたか、思い知りました。
日本がとても好きになりました。
早く日本に帰りたい。
空港からお送りしました。