ぼくたちに、もうモノは必要ない。

空っぽ

前回は電子書籍嫌いだったけどついに手を出してしまった。という記事を書きました。
今回はその電子書籍で読んでみた本を紹介します。

ぼくたちに、もうモノは必要ない。

タイトルからお気づきの通り、最近流行りつつあるミニマリストのお話です。

ミニマリストとは、最小限主義者でつまり身の回りのモノを最小限に減らすことですね。

でもただモノ減らせばいいわけじゃなくて、著者はミニマリストのことを

自分が本当に「必要」なモノがわかっている人。大事なものがわかっていて、それ以外を「減らす」人のことだ。

と言っています。

人それぞれ必要なモノは違うからミニマリストに決まりはないんです。

あと確かにそうだなと思ったのが。

モノを手に入れるため、手に入れたモノを維持・管理するために、ぼくたちは時間もエネルギーも使い果たしている。その努力があまりに懸命なので、道具だったはずのモノたちは、いつしかぼくたちの主人となってしまう。

確かに今の時代はモノが増え過ぎて余計なことに時間もエネルギーも割かれ過ぎています。

もっと大事なことに目を向けるべきです。

モノでごちゃごちゃしている部屋(著者は「汚部屋」と名付けていました)

にいるとやりたかったことができなかったりします。

例えば勉強したいとして、

まず机の上が汚いから片付けなきゃってなって、

その中に漫画があったりして、それを読み始めちゃったりして。

この場合やるべきことにたどり着くまでにかなりの時間を消費してしまってる。

これじゃダメだと。

じゃあもともとモノが無かったらどうか。

机の上には何も置いてなかったら、すぐ勉強を始められます。

周りに余計なモノはないので集中するしかない。

結果、向き合うべきことに正面から向き合える時間が増える

今まで気づかなかったことにも気づけるようになるようです。

他にも、モノが増えてしまうのは「慣れ」→「飽き」の仕組みがあるからとか、

モノに執着してしまう理由について書いてあって恐いくらい共感してしまいました。

痛いところついてくるし、モノにこんなにも支配されていたのかと気づかされました。

これには驚いたのですが、

著者の佐々木典士さんはもともと「汚部屋」出身でミニマリストとは真逆のタイプの人間だったのです。

そんな人でもミニマリストになれるし、なって本当によかったと言っています。

さらに驚いたのが、

なんと30分で引越し完了してしまったそうです。

そのくらい家に何も置いてありません。

本に写真があるのでぜひ見てみて欲しいのですが、ほぼ引越ししたての状態です。

そこまでなるためにはモノと向き合う覚悟も必要です。

モノを捨てる方法リストも書いてあるので、参考にして少しずつモノを減らして行きましょう。

リストの中で面白かった方法を1つ紹介します。

捨てるときに「クリエイティブ」にならない

です。確かになっちゃうと思って笑ってしまいました。

モノを捨てるときってこれ一工夫したらなんかに使えるかもしれないとか考えちゃいますよね。

僕は靴の箱捨てられなくて物入れにしちゃってます。

今最高に幸せだって人はムリに捨てたりする必要はないと思います。

僕はオーストラリアにワーホリで行って1ヶ月間、半テント生活してて本当に大切なものはなんだろうっていう疑問をずっと持っていたし、気づきつつあるからこういう内容の本はガツンと響きます。

ちょうど引越しもする予定なのでこれを機にモノを減らしていこうと思います。

みなさんの中で、

  • 今の生活を変えたい人
  • もっとシンプルに生きたい人
  • 本当に大切なものってなんだろうと思っている人

そんな人にはぜひこの本をおすすめします!

実は前にこんな本も読んでいました。

自由であり続けるために20代で捨てるべき50のこと

こちらはさっきの本にもちらりと紹介されているのですが、著者は四隅大輔さんという方です。

3年くらい前に買って読んだ本です。

これを読んでいたってのもあってずっとモノを減らすってことには興味があったのですが、やはりなかなか行動にまで移せていなかったわけです。

そんなときにまたその類の本と出会ってしまったのでやるしかないですね。

四隅大輔さんの本は、佐々木典士さんの本よりも文字が少なくてメッセージ性重視って感じなので読みやすいです。まずは四隅大輔さんの本から読んでみるのもありです。

四隅大輔さんの本はモノに限らず、

  • 不得意な仕事を捨てる
  • 深夜を捨てる
  • 雑音を捨てる
  • 人脈を捨てる
  • 慣れた住まいを捨てる

といったようにこれはごく1部ですが、考え方から捨ててしまい自由になり本当にやりたいことを知るという感じです。

20代モノや思考が溢れてしまいがちということと、柔軟に行動できるであろうということから20代に向けて書いてありますが、10代だろうが30代、40代、何十代でもためになると思います。

紙の本電子書籍も両方使いたいやいってわがままな僕も利用してるここおすすめです!

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