先日、友人から合唱祭観に行こうと誘われたので行ってきた。
合唱祭というのは、僕の母校(中学校)で毎年やっている行事の1つで文化祭や体育祭のようなもの。
その合唱祭に友人の妹が出るということで誘われたわけだ。
開催場所も昔と同じで懐かしいな~なんて言いながら会場に着いた。
すでに合唱祭は始まっていたので、受付を済ませ静かに扉を開けた。
ホールに入った瞬間、見覚えのある光景と合唱祭独特の空気感が全身に伝わってきた。
全校生徒と先生、生徒の保護者が見守る中、指揮者の合図で曲が始まった。
そして彼らが歌いだした瞬間
全身に鳥肌が立ち、目から涙が溢れそうになった。
自分でも驚いた。
中学生の歌声でここまでしびれるのかと。
それほどまでに彼らの歌声は力強く、美しく、まっすぐだった。
自分も体験してるからかもしれないが、この日の為に一生懸命練習してきたんだなっていうのがびりびり伝わってきた。
うまくいかなかったこともクラス全員で乗り越えてきたんだなって。
そんなことがあったからこそ今こうやってみんなの気持ちが一つになって歌えてるんだなって。
あの頃の自分と重ねながら彼らの歌声に浸った。
もう本当に感動した。
あんなに純粋な歌声はここじゃないと聴けないなって思った。
本当に行ってよかった。誘ってくれた友人に感謝します。
目標に向かって本当に一生懸命に取り組むとこんなにもパワー溢れるものが生まれるんだと彼らに教えてもらった。
そして改めて音楽って上手い下手じゃない、気持ちだなって感じた。
ありがとう、青春。