バイオメカニクス

上腕二頭筋

骨格筋

主働筋

最も直接的に動作を起こす筋

まさしく主役。こいつがいないと始まらない。

拮抗筋

動作速度を緩めたりする筋

関節を安定させたり、素早い動作の最後に止めるのを助ける働きをすることで、関節構造(靭帯や軟骨)を保護してる

野球の投球動作を例にすると、

上腕三頭筋(腕立てとかで使う筋肉)が主働筋、上腕二頭筋(力こぶの筋肉)が拮抗筋として働いています。

この拮抗筋である上腕二頭筋が、ブレーキの役割をすることで肘の靭帯や関節へのダメージを軽減しています。怪我を防いでくれる大切なやつ。

協働筋

動作を関節的に補助する筋

身体の動きをコントロールする。気が利くやつ。

筋骨格系のてこ

基本的に身体はてこで動いているので重要なことだけどややこしいからなんとなくわかればオッケー。

てこは公園のシーソーとか、スコップで穴掘るときとか、悪い奴がバール(変な鉄の棒)で金庫とかこじ開けるときなんかを想像してもらったらいいと思います。テコの原理とかよく耳にしますね。

てこはなんと3種類あります。さらっと紹介します。

第一種のてこ

筋力と抗力が支点を挟んで反対側に作用するてこ

これがさっき想像してもらった一般的なてこですね。重い物とか動かすときに便利なやつ。少しの力で大きな力を生み出せますが、逆に言えば少しの負荷でたくさんの筋力が必要になる場合もあります。

第二種のてこ

筋力と抗力が支点から見て同じ側に作用し、筋力のモーメントアームの方が長いてこ

なんのこっちゃって感じですけど、簡単に言うと筋肉的に有利なてこです。

背伸びをするときのふくらはぎの働きがこのてこに該当します。

モーメントアームは支点からの距離のことです。

背伸びの場合は母指球が支点になるので、筋力のモーメントアームは母指球からふくらはぎの筋肉までの距離。この距離が抗力(この場合は重力(体重))までの距離よりも長いから力学的に有利となります。

つまり必要な筋力は体重以下でいいよってことですね。

第三種のてこ

筋力と抗力が支点から見て同じ側に作用し、筋力のモーメントアームの方が短いてこ

これは第二種のてこと対象的で、簡単に言えば不利なてこです。

ダンベルで上腕二頭筋(力こぶの筋肉)を鍛えたいときによく見かける動作がこのてこになります。

このようにてこは支点をどこにするかで、てこの種類が変わります。

また骨格筋の多くは不利なパターンで働いているため、怪我をしないように無理のない負荷でトレーニングを行なうようにしましょう!

おまけ

筋肉の腱の付着部位によって得意な能力が異なる

筋肉は腱が骨にくっ付いているんですが、このくっ付いている位置によって高重量系が得意か、スピード系が得意かにわかれます。

詳しくはややこしいので書きませんが、

腱の付着位置が関節から遠いとパワーリフティングなどの遅い動作に有利で、

近いとテニスのストロークなどの競技の中で見られる速度の早い動作に有利になります。

って言われても生まれつきの物なので変えようがないですが、知っていても面白いと思ったのでおまけにしました。

同じ体格でも違いが出るのは、筋量、筋力などの差もありますが、このような骨格的な違いによる影響も少なからずあるってことですね。

今回はこの辺で終わります!

参考文献

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